お金は銀行に預けるな

金持ち父さんを筆頭とする個人資産運用系列の本。その中では珍しくミューチュアルファンド側の肩を持つ内容になっている。やはり筆者がアナリスト側の人間だからか?まぁ、インデックスで運用すれば、投資信託もそれほど悪い選択では無いというのは同意。

■ はじめに
・日本人は金融に関する意識が低い、なぜなら以下の理由のため
  長時間労働→家事や育児の時間は必要→結果的に勉強の時間が少なくなる
・ひとつの勤め先の給与所得に頼るのは危険、リスクをとってお金を運用する必要がある
・日本人がリスク回避型で資産運用するため、そのため国がリスク型の資産運用をするようになった

■ 金融資産比較
・定期預金と国債→国債の方が利率が高い、なぜなら銀行は国債等で運用した分の利ざやを抜くため
・銀行は個人サービスに限ると定期預金や住宅ローンで儲けており、普通預金や決済サービスでは儲けていない
・国債は手数料が少ないため積極的に売られていない
・株式はプロがしのぎを削っているために市場効率化理論が働き、素人が下手に運用してもせいぜいインデックス並みのリターンしか得られない
・外貨預金は国内の預金の利率よりも高い、金利は次の数式で求められる
 金利=インフレ率+実質金利
・グロソブ債は今では良い投資対象では無い
・外貨預金は2重の手数料がかかるため、まだFXの方が良い
・住宅ローンの問題点はリスクフリーレートよりずっと高い金利でしかお金を借りられない点
・経済成長がピークを超えた日本では、住宅不動産の価値が大きく増える事は無い
・新築マンションは以下の理由で投資目的で買ってはいけない
 - 販売価格に販売店側の利ざやが乗っている
 - 自分の意思でリフォームや維持費の値づけできない
・住宅を所有目的ととして購入する場合には流動性を考える
・REITは株式と並ぶ金融商品に発展する可能性もある
・投資信託はノーロード・インデックスのもので、「目論見書」を熟読して購入する
・一番基本のアセットアロケーションは、国内株式・国外株式・国内債券・国外債券で運用する事
・本当に簡単に儲かる方法があるなら本として出版するはずが無い、本当は儲からないから本で儲けようとしている
・生命保険は以下の点で問題がある
 - 貯蓄部分に関して年間当たりの利率が分かりづらい
 - 費差益と死差益の利ざやが多い
 - 死亡保障を定額型にすると、掛け捨て分が非常に多い
・今後はコモディティ投資が有望、商品ファンドで購入可能

■ 実践
・外貨貯金をする際、円安になった方が有利円高ならわざわざ外貨に換える必要が無いこれと同じ理由で、輸入する際には円高、輸出する際には高い価値の外貨を得られる分だけ円安が良い
・デイトレード等で実際に大儲けした人はいるが、その人はじゃんけんでたまたま最後まで勝った人なので、他の人に一般化できる情報では無い専業になる覚悟が無ければやめた方がいい
・リスク資産を運用する意思を固め、インデックス型の分散投資を行い、周期毎にリバランスする年度リターンとして5%を目指す・60歳までに貯めるお金を決める、それを日本株式、日本債券、海外株式、海外債券のインデックスファンドで運用する
・やってはいけない事としては、住宅ローンを組む事、車を持つ事、生命保険に加入する事

テーマ : 読書メモ
ジャンル : 本・雑誌

2008-06-15 : Home-Money-Investing : コメント : 0 : トラックバック : 0
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