「距離感」が人を動かす:本

人間関係についての本です。ポイントは以下の3つです。

・人の出会いは質より量
・人との関係はまず第一に楽しいという事が大事、その次がためになるという事
・人との距離感は離れすぎず、近すぎず、お互い心地よいポジションを意識する

人の出会いは質より量、というのは、人との関係の良し悪しというのは決して短時間では分からないからです。良い関係だと思っていたのがつまらない事がきっかけで駄目になってしまったり、苦手だな…と思っていた人に助けてもらう事があるかもしれません。決して現状の関係だけで人を判断してはいけません。ただ、量が大切とはいっても一人一人に対してサシで向き合う相対関係を築くという事を忘れてはいけません。それはあたかも性質や成長の速度の違う植物のようなものです。気長に育てていくという事が重要です。

人との関係はまず第一に楽しいという事が大事、その次がためになるという事、というのは、ロジックやテクニックでは人は動かないということです。人が人と会おうと考える欲求で、楽しさに勝るものはありません。確かに利害関係でも人は人と会おうとしますが、それはあくまで一時的なもので、本当の人間関係ではありません。一緒にいると楽しい、その次に一緒にいると勉強になるということなのです。ただ、楽しさを維持するのもそれなりに努力が必要です。まず最低限、相手への礼儀と配慮を忘れてはいけません。その次に相手との接点を増やしていく事も大切です。話し方、聞き方にも配慮する必要があります。

人との距離感は離れすぎず、近すぎず、お互い心地よいポジションを意識する、というのは、相手と家族的な付き合いをしない、相手の心の聖域に触れないようにする、という事です。相手とあまりに近い関係になりすぎると、近親憎悪やちょっとした事をおおげさにとらえられてしまい、築き上げてきた関係を一瞬で壊してしまいかねません。また、仲良くなりすぎることによる慣れで、無礼な言動をとってしまう事にも注意する必要があります。

人と付き合うというのはけっしていい事ばかりではありません。かといって自分だけのタコツボに入っていても成長はありません。人は誰しも完璧ではありません。過去のいやな事にいつまてもしがみついていても、損するのは自分です。一晩寝たら嫌な事は忘れる。そしてまた元気に対応する。相手は自分の鏡です。自分が笑えば相手も笑う。そういうものです。

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

2009-09-04 : Home-Lifestyle-Family : コメント : 0 : トラックバック : 0
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